七つの家

平成の初め頃、建設途中に建設会社が倒産してしまったようでそのまま放置されている物件で、噂が一人歩きして一家惨殺事件があった、7世帯の家族が住んでいたがある日突然と姿を消してしまったという噂が広まった。

しかし、家が建てられた場所は昔、墓場だったという噂が有る様だ。

この通称『七つの家』は、「全十棟」の住宅地としてバブル全盛期の平成二年に完成する予定でだったが、七棟目を建築中に住宅地を開発していた会社が倒産してしまいそのまま放置されている。

二棟には人が住んでいたが、交通の不便さからマイホームを手放して他の場所に引越していった。
すでに完成していた残りの四棟は、倒産時には抵当に入っていたために、買い手も売り手も決まらず中途半端な状態が続き、結局、現在のような『廃墟』になっている。

山口県光市立野1109