この京見峠を夜に通過しているとカーブに差し掛かった時に黒いツナギを着たライダーが道路脇に立っている。来る途中や周辺に事故を起こしたバイクは無く「なぜこんなところに立っているのだろうか?」と不思議に思いながらも近づくと、ライダーの首から上が無く、後ろの夜景が透けて見える。
そのライダーはヘルメットを小脇に抱えていて、ヘルメットの中から恐ろしい形相で睨みつけていたそうです。この時、同乗していた恋人も一緒に見ていたそうです。
深夜に京見峠(府道31号線)をドライブやツーリングで通行していると、道端に白い服を着た女性が佇んでいる、または車のバックミラーに一瞬映り込むという噂があります。
街灯が少なく、夜になると完全な暗闇に包まれるため、ヘッドライトの光の中にポツンと人影が浮かび上がることがあると言われています。
すれ違いざまに確認するとフッと消える、あるいはガードレールの外側の崖のような場所に立っていた、という話しも有るようです。
京見峠自体は現在、夜景を楽しむ人気のドライブ・デートスポットですが、夜間は車が少なく寂しいため、こうした噂が広がりやすいようです。近くの清滝トンネルや試峠(逆さミラー)、東山トンネル(花山洞)などの方が京都の心霊スポットとしてより定番で、落ち武者・赤い服の女・子供の霊などの話がたくさんあります。京見峠の噂は比較的マイナーですが、首なしライダーの話は印象的です。
京見峠の基本情報
古来から「長坂峠(ながさかとうげ)」呼ばれたが1955年(昭和30年)ごろ、元々鳴滝と平岡、菖蒲谷間に存在した旧「京見峠」名を引継ぎ改称された。京都府道31号西陣杉坂線(長坂)上に位置する、標高446mの峠。
自動車がない時代、冬場の厳しい寒さや疲労によって、この過酷な峠越えの最中に命を落とした旅人も少なくなかったと言われており、そうした「行き倒れた旅人の無念」が怪談のベースになっているという見方があります。
京見峠のルート(京都府道31号西陣杉坂線)は、道幅が狭く、カーブが連続する典型的な山道です。街灯がほとんどないため、夜間の走行は純粋に事故のリスクが高く危険な場所でもあります。もし興味本位で夜間に訪れる場合は、心霊現象よりも「見通しの悪さ」や「路面状況」に十分注意してください。
京都府京都市北区大宮釈迦谷
参考資料
