国分川分水路トンネル水没事故慰霊碑

1991年(平成3年)9月に台風18号の影響による大雨で分水路掘削工事中に国分川が氾濫し、工事中のトンネルに雨水が大量に流れ込み、中に居た作業員ら7人が溺死する痛ましい事故が起きました。

この事故以降に「う・・・うぅ・・」という」すすり泣く男性の声が聞こえてきたり、作業服姿の男性が悲しそうに立ち尽くしている姿を見たそうだ。

心霊スポットというよりは、地域の治水のために命を落とされた方々を悼む「祈りの場」としての性格が強い場所です。

もし現地を訪れる機会がありましたら、心霊スポットとしてではなく、尊い犠牲の上に現在の安全な暮らしがあることに感謝し、静かに手を合わせることをお勧めします。

国分川分水路トンネル水没事故

1991年(平成3年)9 月 19 日(木)
千葉県の松戸市から市川市にかけて流れる「国分川」は洪水が頻発していたため、水を江戸川方面へ逃がすための地下トンネル(分水路)の建設工事が行われていました。

当時、台風18号による東海地方での記録的な大雨と被害(特に名古屋での大雨、知多半島での水害)が発生し、河川の増水 工事現場の立坑(たてこう/トンネルへの入り口となる縦穴)のすぐ横には、国分川の支流である「春木川」が流れていました。豪雨により春木川の水位が急激に上昇しました。

堤防の決壊と流入 立坑を守るために設置されていた仮設の締切堤(矢板)が、増水した川の水圧に耐え切れずに決壊。

トンネルの水没 決壊した場所から濁流が立坑の中へ一気に流れ込み、坑内にいた 7 人が溺死しました。

千葉県松戸市和名ケ谷1466

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