国道425号線

転落死亡事故が多く発生していると言われ、崖の下の方から視線を感じる急に木の間から黒い人影が横切る目の前には誰も居ないのにヘッドライトに一瞬人影が写し出された気を緩めると崖の下に引っ張られる感覚に陥る、いった噂があるようです。

一説では「ここで事故死して亡くなった人の霊が事故を起こさせているのでは?」と囁かれているようです。

行くにあたって運転に相当の自信があり、車の底を擦ったり傷ついたりしても泣かない覚悟が必要です。

また、事前に必ず「和歌山県や奈良県の道路規制情報」をチェックしてください。年間を通じてどこかしらが「災害通行止め」になっていることが多いため、事前の下調べなしに行くと高確率で引き返すことになります。

国道425号線の基本情報

国道425号は、奈良県十津川村と和歌山県田辺市の県境にある峠で日本三大酷道の一つに数えられ、その過酷さと「落ちたら死ぬ」とまで言われる危険な環境から、愛好家たちの間で「死にGO」という不吉な隠語で呼ばれることもあります。

かつて牛を連れた旅人が、あまりの険しさに引き返したという由来を持つほど、全線の中でも特に道が狭く、険しい区間です。ここには「転落死亡事故多発」の看板がポツンと佇んでおり、独特の寂寥感(せきりょうかん)と不気味さがあります。

全線のうち、かなりの区間が車1台分ほどの道幅しかありません。対向車が来たら、どちらかが崖っぷちをバックして退避スペースを探す必要があります。

路面にはこぶし大の尖った岩が転がっていることが多く、パンクの危険と隣り合わせです。台風や大雨の後は高確率で通行止めになり、数ヶ月から数年にわたって不通になることもザラです。

沿線には店舗やガソリンスタンドが無いのもあり「運転に慣れていない人は行かない方が良い」とも言われています。

3つのセクションと特徴

総延長は約200kmに及びますが、エリアによって難易度や景色がガラリと変わります。

  1. 尾鷲(三重)〜下北山(奈良)[難易度:極高]
    通称「八幡(やはた)あやめ線」とも呼ばれる、全線屈指の最凶区間です。クネクネとした急カーブが連続し、坂本ダム周辺をはじめとした不気味なほどの深い山の中を進みます。携帯電話の電波が完全に圏外になるエリアも多く、トラブルが起きると遭難状態になります。
  2. 下北山〜十津川〜田辺(奈良・和歌山)[難易度:高]
    世界遺産・熊野古道が通るエリアに近く、険しい峠越えが続きます。十津川村から和歌山県田辺市(旧龍神村)へ抜ける「牛廻越(うしまわしごえ)」という峠は、その名の通り牛すら回り道したくなるほどの険しさで、路面状態もかなり荒れています。
  3. 田辺〜御坊(和歌山)[難易度:低〜中]
    西側の終点に近いこの区間は、比較的整備(2車線化)が進んでいます。龍神温泉へのアクセスや地元の生活道路としても機能しており、東側の地獄のような景色に比べるとかなり走りやすい「普通の国道」に近い姿を見せてくれます。

日本三大酷道

  1. 国道439号(通称:与作、ヨサク)
    徳島県徳島市を起点とし、高知県四万十市へ至る総延長約340kmの四国横断ルートです。車1台がやっと通れるほどの狭路や、ガードレールのない断崖絶壁の区間が連続する非常に過酷な道路です。
  2. 国道425号(通称:死にGO、シニゴー
    三重県尾鷲市を起点とし、和歌山県御坊市へ至る総延長約170kmの紀伊半島横断ルートです。酷道ファンの間では「死にGO」と揶揄されるほど険しく、急勾配と狭路に加え、土砂崩れ跡や落石の危険がある区間が多く存在します。
  3. 国道418号
    福井県大野市から長野県飯田市へ至る総延長約340kmのルートです。特に岐阜県内の一部には、ダム湖の水没により道路が失われ、通り抜けができない「不通区間」が存在します。このため「日本一の酷道」と呼ばれることもあります

三重県尾鷲市 – 奈良県南部 – 和歌山県御坊市

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