激しい戦闘の中、戦場から身を守るために使われたのがこの「糸数壕(通称:アブチラガマ)」で、この場所で治療を受ける事になった重症の負傷兵達は毒殺されたのだという。
米軍の攻撃にも遭ったようで、防空壕内にガソリンを流し込まれ焼かれたり、火炎放射で燃やし尽くされたりと残忍な攻撃を受けたと言われている。
地元の避難民がこの防空壕に隠れてたが、軍の負傷した兵をこの場所に収容する事になったため、避難民は全て追い出さ、その後、避難民がどうなったかは定かでない。
今でも戦争の悲痛さが当時のまま残っている。
沖縄県南城市 玉城糸数667-1