1972年(昭和47年)に起きた『千日デパート火災』ではビルから飛び降りて死亡した者や、一酸化炭素中毒で死亡した者などを合わせ、死者118名・負傷者81という日本のビル火災史上最悪の大惨事となった。
現在はテナントが入っていて従業員が店内で焼け爛れた人や黒く焦げた人を見たり、心霊現象がたびたび起こると言われている。
千日デパート火災
1972年(昭和47年)5月13日の夜
千日デパートの閉店時刻21時から1時間半ほど経った22時27分ごろ3階「ニチイ千日前店」北東側フロアの布団売場付近より出火。
火は防火シャッターが閉まっていなかったエスカレーター開口部や階段出入口から上下階に燃え広がり、フラッシュオーバーを起こしながら2階から4階までの範囲に延焼した。
同店内に滞在していた181人の客やホステス、従業員らは、火災の通報を受けられずに逃げ遅れ、煙に巻かれて7階に取り残された。
その結果、一酸化炭素中毒や窓からの飛び降り、救助袋の誤った使用方法によって脱出途中に地上へ落下するなどして死者118人、負傷者81人(プレイタウン関係者47人、消防士27人、警察官6人、通行人1人)を出す被害を出した。
鉄骨鉄筋コンクリート造
建築面積3,770.21平方メートル
延床面積2万7,514.64平方メートル
地下1階、地上7階建て、屋上塔屋3階建て
Wikipedia「千日デパート火災」より
大阪府大阪市中央区千日前2丁目10−1