19万年前の噴火活動により溶岩が固まって出来た洞窟で特別天然記念物となっているが、一部では幽霊が出ると言われている。

2001年（平成13年）には第一熔岩トンネルの新洞で少年がここで死亡する事故も起きている。崩落の危険などが有る事から鍵が付けられ立入禁止になっている。

溶岩トンネル 幽鬼洞で起きた事件

2001年（平成13年）６月２４日
午後１時３５分ごろ、八束町遅江の第１溶岩トンネル（幽鬼洞）内で、探検をしていた鳥取県境港市外江、大工見習いＳさん（１５）が行方不明になった。

Ｓさんは同日午後１時ごろ、中学時代の同級生８人とトンネル内へ入り、顔だけ水面上に出して後ろ向きに進んでいた。しかし、同午後１時３５分ごろ、約２０メートル進んだところで突然、水中でばたつく音がしてＳさんの行方がわからなくなったという。

松江署は７月６日午後３時半ごろ、Ｓさんの遺体をトンネル内で発見、収容した。

遺体は入り口から北西約７０ｍ付近でうつぶせで見つかり、行方不明になった地点からは約４０ｍは離れていた。この日、トンネル内の水をポンプで排出中、新たに見つかったトンネルだった。

島根県松江市八束町遅江1285