敷島公園

過去に8人もの女性が短期間で殺害された「大久保清連続婦女暴行殺人事件」と言われている事件があり、捜索が行われていた頃、あつい・・・みずがほしい・・・と訴えかけてくる女性の幽霊が現れるという。

調べたところ、この女性はすでに殺害されていたという。また、血だらけで物凄い形相をした苦しげな女性の霊が出没するとの噂もあり大久保清連続婦女暴行殺人事件犠牲者ではないかと言われている。

大久保清連続婦女暴行殺人事件

1971年に画家を装い、若い女性に近づき言葉巧みに愛車に乗せ、人気のない場所で強姦殺害し、遺体は山中に埋めた。

この手口で同年に2か月足らずのうちに8人を殺害し逮捕された。1973年に死刑判決を受け、1976年1月22日に大久保の死刑が執行された。

大久保 清(おおくぼ きよし)
1935年1月17日 – 1976年1月22日

最初の強姦事件

1955年7月12日、大久保は大学生に成りすまして伊勢崎市の17歳の女子高生を強姦この時は初犯であったことから懲役1年6か月・執行猶予3年の判決で済んだものの、同年12月26日に再び強姦事件を起こすが、被害者の抵抗で未遂に終わる。この事件で、3年6か月の実刑判決を受け、刑務所に入る。

だが、刑務所での大久保は模範囚であり、1959年12月15日に刑期を6か月残し出所。

川で溺れた児童を助けて警察から表彰されたりもしたが、出所から半年も経たない1960年4月16日に大久保は全学連の活動家に扮し、前橋市の20歳の女子大生を自宅に連れ込んで襲い掛かった
被害者が大声をあげて清の両親に見つかったため未遂に終わる。この時も示談となり不起訴処分となった。

結婚と恐喝・強姦

1962年5月に大久保は結婚したが、犯歴があることを妻には黙っていた。翌年には長男が生まれ、さらに「谷川伊凡」のペンネームで詩集『頌歌』を自費出版した。

その後牛乳屋を始めるが、1965年6月3日に牛乳ビン2本を盗もうとした少年の兄のもとに押しかけ、無理矢理示談書を書かせたことから、恐喝および恐喝未遂罪で逮捕された。

この事件で、懲役1年・執行猶予3年の刑を受けたばかりか、自らの犯歴が妻に知られることになり、牛乳屋も不振に陥る。なお、この年に長女が誕生していた。

牛乳屋が振るわなくなると大久保は新車を購入し、車内にはベレー帽に原稿用紙・詩集などを置いて作家を装いながら通りすがりの女性に声をかけて強姦事件を起こすことになる。

1966年12月23日に高崎市の16歳の女子高生を自動車に乗せ、車内で強姦。翌1967年2月24日にも前橋市の20歳の女子短大生を自動車に乗せ、車内で強姦

この一件から大久保は強姦致傷で逮捕され、大久保自身は合意の上での和姦を主張するも、懲役3年6か月の判決を受ける。加えて恐喝事件の執行猶予も取り消され、懲役4年6か月の刑となる。またこれを理由として妻からも見放される形で離婚した。

連続殺人

服役していた府中刑務所でも大久保は模範囚として振る舞い、1971年3月2日に出所。一時は妻と復縁して更生を考えていたが、妻に対し兄が復縁に反対したことで断念。

その後、室内装飾品の販売を始めたいので必要だからと、当時の最新型スポーツカーを親に買ってもらう。

3月31日に群馬県多野郡で最初の殺人を犯したのを手始めに、逮捕されるまでの1か月半の間、ベレー帽を被ってルパシカを着てスポーツカーに乗りながら、画家を自称し「絵のモデルになってくれませんか?」と約1000人以上の女性に声を掛けていた。

ロシアの血を引く甘いマスクと巧みな話術・物腰柔らかな態度から、150人ほどの女性が車に乗り込みうち10数人と肉体関係を持った。しかし、声を掛け行動をともにした女性のうち8名を容赦なく殺害死体を造成地等に埋めて遺棄した

犠牲者

1971年(昭和46年)
3月31日(水)榛名湖畔、津田 美也子(17歳) 高校生
4月6日(火)高崎市、老川 美枝子(17歳) ウエイトレス)
4月17日(土)高崎市、井田 千恵子(19歳) 県庁臨時職員
4月18日(日)榛名町、川端 成子(17歳) 高校生
4月27日(火)高崎市、佐藤 明美(16歳) 高校生
5月3日(月 憲法記念日)高崎市、川保 和代(18歳) 電電公社 (現・NTT)職員
5月9日(日)松井田町、竹村 礼子(21歳) 会社員
5月10日(月)下仁田町、鷹嘴 直子(21歳) 家事手伝い

群馬県前橋市敷島町

 群馬県前橋市敷島町37 

地域 : 関東地方 | 群馬県
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コメント:4件

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著者: 管理人

4 thoughts on “敷島公園

  1. 匿名

    犠牲者リストを見てもわかるとおり、敷島公園で大久保に殺された人いないんですよね…

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  2. 匿名

    警察は捜索願が出ていた人の中で事件性が疑われる人物をリストアップし大久保を追求したところ、大久保はリストにない人の殺害まで自供し実際に遺体も発見されたことで、警察は捜査対象が広がることにショックを受けた。
    しかし警察は早く幕引きをはかりたいため、その後の大久保のさらなる殺害の自供は全てウソと結論付けて捜査を終了した。
    なお、警察は大久保が出所から逮捕されるまでの2か月半の足取りを徹底的に調べてたが、大久保と一緒にいたりモーテルに入った女性のの中で身元が特定できてないケースもいくつかあり、彼女たちがその後どうなったかは不明のままだ。
    また、大久保は自宅から数百メートルの距離にある造成中の工業団地の道路の側溝わきに4人の遺体を埋没した。
    これは自宅から掘り起こされてないか確認するためだったという。
    ここで警察は大久保の自供から4人の遺体を発見するのだが、大久保に示された場所をピンポイントで掘って見つかったため、周辺の捜索は行わなかった。
    とすると、工業団地に埋めたのはこの4人だけだったのか疑問が残る。

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