常山城跡地

常山城がある山頂までの道中にはお地蔵様慰霊碑が立ち並んでおり、この場所で起こる数多くの心霊現象を防ぐためとされている。

実際に女性の霊や鎧の来た武者の霊がよく目撃され、また写真を撮ると心霊写真やオーブが写るのだという。このあたりの空気は異様に重く、夜だと押しつぶされてしまうほどの重圧を感じる人も居るようだ。

常山城の基本情報

常山城は文明年間(1469年~1486年)に備中の戦国大名・三村氏の姻戚である上野氏によって築かれたとされるが、詳細については不明である。以後、備中上野氏の居城となった。

上野肥前守隆徳が、備中上野氏最後の当主となった。1575年(天正3年)毛利氏により攻撃を受けた三村氏一族最後の居城が常山城であり、常山城は毛利氏の軍勢に取り囲まれ上野隆徳は城内で自害したが、上野隆徳の妻である鶴姫は、武家に生まれた女としての信念を貫き、城内の侍女三十余名を率い、城外の毛利軍に突撃した。

鶴姫は毛利軍の武将である乃美宗勝に一騎討ちを挑むが、乃美宗勝はそれを拒否し、思わぬ奇襲に乱れた軍を建て直した。鶴姫は再度城内に戻り、自害した。それからは近づく者を怪奇現象が襲い心霊城として恐れられた。

岡山県岡山市南区迫川

 岡山県岡山市南区迫川581 

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