周辺の林道で誰も居ないはずなのに蠢く人影を見たそうだ。また、ダム建設時には人柱として作業員が生コンクリートで生き埋めにされたという噂もある。
周辺では入水自殺、首吊り自殺、凍死、練炭自殺、焼身自殺などありとあらゆる自殺が起きており隠れた自殺の名所になっているそうだ。車に火を放っての焼身自殺が少なくとも2件あったと言われている。
羽布ダム周辺で起きた事件
山中の車内に3遺体、練炭自殺か
2020年(令和2年)7月2日
2日午後1時半ごろ、愛知県豊田市羽布町の林道脇の空き地に止まっていた車の中に3人の遺体があるのを、通報を受けて駆け付けた県警足助署員が見つけた。
同署によると、遺体は傷みが激しく、年齢や性別は不明。車内に燃えた練炭があり、練炭自殺の可能性が高いとみて身元などを調べている。
同署によると、車は施錠されており、署員が窓ガラスを割って鍵を開けた。窓には粘着テープで目張りしていた。シートが倒され、3人が並んで倒れていた。付近で環境調査をしていた男性が「異臭がする車がある」と110番した。
現場は、県西三河農林水産事務所羽布ダム管理所から南東に約2キロの山中。
ダム湖畔の林道にで軽乗用車内に男女の遺体
2021年(令和3年)5月3日
3日午後7時頃、豊田市羽布町横山で、「林道に車が止まっている。中に人がいるようだ」と散策をしていた男性から警察に通報があった。
警察が調べたところ軽乗用車の運転席と助手席から年齢がわからない男性と女性の遺体が見つかりました。 遺体は腐敗が進んでいて、警察は身元の確認を進めるとともに、事件と自殺の両面で調べています。現場は羽布ダムから南東へおよそ800メートルのダム湖に沿って設けられた林道で、人や車の往来はほどんどないところだということです。
羽布ダムの基本情報
1963年(昭和38年)、竣工。ダム湖は「三河湖(みかわこ)」と命名された。
新緑の春、キャンプの夏・紅葉の秋と観光客の来遊が多く、湖面では魚釣・ボート遊覧が楽しまれている。
愛知県豊田市羽布町