1974年(昭和49年)まであった杉の木にはいくつもの釘で打ちつかれた跡が有り、それは丑の刻参りで付いた釘跡だったと言う。
現在は切り株だけが残されているが、未だに人を恨んだ呪いの悪い気も漂っていると言われ心霊スポットと言われている。
丑の刻参り
丑の刻参りは、昔の時間の数え方で丑の刻(午前1時から午前3時ごろ)に神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を釘で打ち込むという、日本に古来伝わる呪術の一種。
嫉妬心にさいなむ女性が、白い襦袢を着て、灯したロウソクを突き立てた鉄輪を頭にかぶった姿でお行う。
連夜この詣でをおこない、七日目で満願となって呪う相手が死ぬと言われ、行為を他人に1度でも見られたら効力が失せるか、その呪いが自分に反ってくると言われており、見た相手を殺さなければならないと言われている。
石川県金沢市笠舞3丁目23−21