「つがねの滝 入り口」と書かれたトンネルでは、白い顔が浮かんできたという話や、女性の泣き声やうめき声が聞こえてくると噂されている。
滝では、キリシタンの霊が出る、滝の水の上を人では無い何者かが歩いているのを目撃したという話も有る様だ。多くのキリシタンの無念の霊が集まってると噂されているとも言われている。
つがね落しの滝の基本情報
隣町の外海町は隠れキリシタンの潜伏地であったと言われ、多くのキリシタンが難を逃れようと水が有る「つがねの滝」に身を潜めようと山に登ったが、山狩りでほとんどのキリシタンが惨殺処刑された場所としても知られている。
「つがね落としの滝」は漢字で書くと「膀蟹落の滝」と書き一部の場所では漢字で書かれているところも有る様だ。
漢字で書くと分かりやすい膀蟹(つがね)はモクズガニの事でその昔、モクズガニが生息し、それが水の流れとともにこの滝に落下する様子から、この名が付けられたと言われている。
長崎県西海市大瀬戸町雪浦河通郷
地元ですが、
つがねの滝は昼間よりも夜行くと大変危険です。
滝の近くにある山には目一つ坊の岩と言う弁慶岩洞窟があります。
そこには昔隠れキリシタンの隠れ場所だったそうです。
その周辺にも石鍋石器製作跡があり、掘ったと思われる洞穴が存在します。
石鍋を作る為に掘ったとされる洞穴で事故に合い死んだ昔の霊や隠れキリシタンの大虐殺で洞穴や洞窟で隠れていたキリシタンを引きずり出して殺害したとの事です。
その物達の霊が水を求めてつがねの滝に集まると聞きました。
目一つ坊やその周辺の山や滝には怨念渦巻いているので夜は絶対に近寄っては行けません。