紀見峠の電話ボックス

この電話ボックスには、以前に近くの「紀見隧道」で事故が起きて、助けを求めてこの公衆電話に向かう途中で力尽きて亡くなった女性が亡くなり、地縛霊となってこの公衆電話に現れるという。

この亡くなって地縛霊となった女性は夜(亡くなった時間の深夜)になると電話ボックスに現われるのだが、もう自分が亡くなっているのを理解しており電話ボックスの中で呆然と立ち尽くしている姿が現れるそうです。

他にも夜中に電話ボックス内に白い服を着たセミロングの髪の女性の幽霊が立っている、誰もいないはずなのに人影が写し出されるといった話しも有るようです。

峠道全体で事故多発の過去や、夜間に錫杖の音が聞こえる・高野山へ向かう霊の行列が見える日がある、といった話が伝わっています。これが電話ボックスの女性霊の噂の背景にもつながっているようです。

紀見峠を越える国道371号の旧道や山間部には、街灯が少なく、夜間になると非常に薄暗くなる場所があります。そうした場所にぽつんと残されている公衆電話ボックスは、全国的にも「いかにも怪異が起きそう」な雰囲気を醸し出すため、地元のドライバーや若者の間で「あそこの電話ボックスは不気味だ」と自然発生的に噂が立ちやすい傾向があります。

心霊スポット「紀見峠の電話ボックス」は「紀見峠入口の電話ボックス」と紹介される事も有ります。

紀見峠の電話ボックスにお基本情報

大阪と和歌山の県境近く、国道371号線の紀見隧道(紀見トンネル)大阪側入口手前にある公衆電話ボックスで「高野街道」の始まりの場所です。

高野街道

京都・大阪方面から和歌山県の高野山(金剛峯寺)へ向かう古くからの参詣道(巡礼路)です。主に中世から江戸時代にかけて、多くの参詣者や旅人が利用した歴史的な街道で、現在も一部がハイキングコースや歴史散策路として残っています。

高野街道は単一の道ではなく、複数のルートが存在し、大阪府河内長野市付近で合流するのが特徴です

  • 東高野街道:石清水八幡宮(京都府八幡市)から生駒山麓・富田林・河内長野を経由。
  • 西高野街道:堺市から大阪狭山・河内長野方面。
  • その他、中高野街道・下高野街道などもあり、これらが河内長野市内で合流して一本の高野街道となり、紀見峠を越えて橋本市方面へ向かい、高野山へ続きます。

河内長野市はこれらの合流点として特に重要で、歴史的な街並みや史跡が残っています。紀見峠(大阪府河内長野市と和歌山県橋本市の境、標高約400m)は街道の要所で、峠越えの難所として知られ、宿場町的な集落も栄えました。

現代では、国道371号線(紀見トンネル)が主要ルートですが、旧道(高野街道の古道)は情緒ある山道として歩く人が多く、ウォーキングマップも整備されています。

紀見隧道(紀見トンネル)

一般的に「紀見トンネル」と呼ばれるこのトンネルには、実は「鉄道(南海高野線)」と「道路(国道371号)」の2つの全く異なる歴史的なトンネルが存在します。どちらも大阪(河内長野市)と和歌山(橋本市)を結ぶ大動脈です。

開通当時は画期的なトンネルでしたが、道幅がやや狭く、歩道もほとんどないため、大型車同士のすれ違いや、自転車・歩行者の通行には危険が伴う場所でした。また、週末の高野山観光や平日の通勤ラッシュ時には、このトンネルを先頭に激しい渋滞が発生することでも有名でした。

名称:紀見隧道(通称:紀見トンネル)
所在地:大阪府河内長野市天見~和歌山県橋本市柱本
道路:国道371号
開通:1969年(昭和44年)
延長:約1,453m
構造:片側1車線の2車線トンネル

大阪府河内長野市天見

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