松尾隧道(旧松尾トンネル)

トンネル内でクラクションを鳴らしてエンジンを切ると、その後エンジンが掛からなってしまう又は、掛かりずらくなるという話しや、通行中バックミラーに女性の霊が写り込むなどの噂が有るが、他の所でも言われている事を取ってつけたガセネタの可能性が高い。

山口県岩国市美和町長谷と多田を繋ぐトンネルで、新トンネルが出来たが、周辺の施設の為に現在も通行は可能になっている。

不気味な雰囲気から地元では心霊スポットとされている。

山口県岩国市美和町長谷225

地域 : 中国地方 | 山口県
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著者: 管理人

1 thoughts on “松尾隧道(旧松尾トンネル)

  1. 太郎

    体験談と聞いた話をさせていただきます。
    まずは体験談から。2012年の夏。仲間うちで流行っていた心霊スポット巡りで松尾峠に遊びに行ったときのことです。友人二人とその時付き合っていた彼女、自分の4人で怖いもの見たさに向かいました。峠の麓に着いたのは夜七時半くらいで快晴だったこともありまだ薄暗い程度で「まだ怖くないなー」とか言いながら車で山を登り始めました。ところが山の中腹に差し掛かるといきなりの土砂降り。バケツをかやしたかのような雨で車の空気が少しずつ重くなったのを覚えています。旧松尾隧道の前に到着し、真っ暗なトンネルの前で雨に気圧され悩んでいましたが意を決して進みました。怖い怖いと思っていてもトンネルの出口が見えてましたし「あそこまで我慢。あそこまで我慢。」と後部座席でこらえていました。トンネルの真ん中に差し掛かったとき、運転手の友人が悪ふざけでクラクションを鳴らし、そのことで私は恐怖のそこへ落とされました。鳴らしたことには全く恐怖はありませんでした。よく真ん中で鳴らしたら事故するなんて聞いていましたが、数秒は何も起こらなかったのでむしろ安堵したほどです。数秒は。『何も起こらないじゃないか』心で思った次の瞬間。私は金縛りに会いました。呼吸ができず、全力で喋ろうとしても呻き声がようやく出せる程度しか声にならず。体には後ろから羽交い締めにされている感覚。後方から何かに追われ、追い付かれたら死ぬのだろうという言いしれぬ恐怖。気付いた友人たちに声を掛けられても、改善はありませんでした。どんどん近づいてくるその”何か”。あと数mで追いつかれる。このままだと追いつかれる…。そう思っていると、運転手がアクセルを一気に踏み込み、残りのトンネルを走り抜けてくれました。私はトンネルを出たと同時に解放され、喋れ、呼吸でき、逃げられたのだと理解しました。
    その後この話を職場の先輩に話すと、同じ体験をした人が友人に2人いる事を聞きました。一人目は運転手であり、仕事の通勤に使っていた事で一人のときに事故をし、大変な思いをされたと聞いています。その方は入院で済み、後遺症もありません。
    ですがもう一人は、松尾峠で行方不明になった女性がいるそうです。その方も私と同じ症状が出たあと車から飛び降りたそうです。数週間後に結婚式を上げる予定だったので自ら失踪するとは考え難い方だったそうです。新聞だかニュースにも出たと聞きましたが、その方が本当に居たかは分かりませんが。それでもあの体験をした自分が思うに、私も友人がアクセルを踏まず同じ速度で走っていれば後ろからの何者に連れ去られていたのだろうと思えてなりません。

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