弥谷寺

ここでは肩を叩かれたり背中を叩かれるという心霊現象が起きているという。そして、叩かれたら決して振り返ってはいけないと言われている。

いやだい」では昔から故人の霊を背負うように行き降ろしてくるという「いやだい参りまいり」という風習が残っている。

心霊スポットと言われることも有るが、風習、霊場巡りのパワースポットとしての意味合いが大きい。四国八十八カ所霊場巡り七一番目札所として知られている。

いやだい

死後七日目や四十九日目、一周忌、春秋の彼岸の日など節目となる日に故人の髪の毛と野位牌などを持ち、血縁が濃い人が偶数になる人数で参る。

この偶数で参るというのは故人の霊が帰りに憑いて来ないようにするためだと言われている。

故人の墓へ行き「弥谷へ参るぞ」と声を掛けてから、その内の一人が後ろ向きになって故人を背負う仕草し弥谷寺へ向かう。

弥谷寺へ着き、洞窟の中へ髪の毛を納め野位牌を洞窟の前に置いてから水を掛け、背負ってきた個人の霊を降ろす。

そして、振り返らずに家へ帰るという。

香川県三豊市三野町大見乙70

地域 : 四国地方 | 香川県
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著者: 管理人

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