この池でよく知られているのが、その昔に若い女性が人柱になることが決まったのにショックを受け、自らの舌を嚙みちぎって身投げ自殺したそうだ。
遺体はいまだに埋まっていると言われている事からこの若い女性の幽霊が出ると囁かれているそうだ。
他にも、正体不明の霊が出るという噂や、少女の霊が出る、動画や写真に白いモヤのようなものが写ることもあるそうだ。霊感の有る人が行くと、駆け抜ける霊が見えるという噂も有るそうだ。
舌喰池の言い伝え
昔、この池の土手から水が漏れてどうやっても水をためることが出来なかった。そこで「人柱を立てなければ水がたまらない」という話になり誰を人柱にするかくじ引きで決めることになりました。
人柱に選ばれたのが村はずれに住む若い娘ででした。娘はたいそう悲しみ、人柱になる前日にを自らの舌を噛み切って池に身を投げて自殺してしまいました。
その後、池の改修は無事に終わり、村人たちはそれまで「大池」と呼ばれていたが「舌喰池」と呼ぶようになったという。
参考:塩田平のため池 -舌喰池 悲しい言い伝え
舌喰池の基本情報
造られたのは江戸時代初めの1622年(元和8年)で、貯水量は13万8千トン。満水の時の面積は6ヘクタールを超え、面積では塩田で4番目の大きとなっている。
2010年(平成22年)農林水産省の「ため池百選」でも選ばれている。
長野県上田市手塚
36.3467047,138.1774986