五輪塔群

金子元宅とその一族、家臣たち弔う石積みの塔が幾つもあり、正面には椅子とテーブルが置かれていて椅子に誰も座ってはいないのに目に見えない何者かが座っているような感覚がするそうです。

お堂近くで何かが居るような足音のような音が付いてくる声のような音が聞こえてくるという事も有るそうです。また、人影が現れ、空中を素早く移動したという話も有るようです。

他にも堂近くに在る廃墟から異様な気配が感じられるという話も有るようです。

ここは恐ろしい場所ではなく、あくまで敗北して散っていった人々を弔うための聖域です。地元の方々が長年清掃や供養を続けているため、荒れ果てた心霊スポットのような不気味さというより、独特の静けさや厳かな雰囲気があります。

新居浜の発展の礎となった金子一族への敬意が強いため、冷やかし半分で訪れることはタブー視される傾向にあります。

五輪塔群の基本情報

この五輪塔群は、主に1585年(天正13年)の「天正の陣(豊臣秀吉の四国征伐)」で命を落とした金子元宅(かねこ もといえ)とその一族、家臣たちを供養するためのものです。

小早川隆景率いる圧倒的な数の豊臣軍に対し、金子元宅は最後まで忠義を貫き、現在の西条市付近(野々市の戦い)で討ち死にしました。居城だった金子城も落城し、一族は滅亡の道を辿りました。

滅亡した一族を不憫に思った地元の人々や、生き残った縁者が後世にこれらを集め、手厚く葬ったと言われています。

1965年(昭和40年)6月3日 新居浜市指定史跡

五輪塔

五輪塔は、下から順に「地・水・火・風・空」という宇宙を構成する5つの要素を表しています。「亡くなった後は宇宙(自然)に帰る」という仏教的な宇宙観を形にしたもので、当時の武士階級の供養塔として最も格式高い形の一つでした。

愛媛県新居浜市西の土居町2丁目9

地域 : 四国地方 | 愛媛県

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著者: 管理人

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