2階建てのドライブインがまだ営業していた当時に、近くの自動販売機(大人向け商品を扱っていたという話もあり)の前に長い髪で白い服、または白装束を着て立ち尽くしている女性の幽霊がが現れるそうです。
その女の幽霊は目をそらすと消え、再び見ると現れるという話しも有るようです。(その自販機は現在は撤去されています)
廃墟とななったドライブインでは建物内から足音や話し声が聞こえる、視線を感じる、急激に肩や背中が重くなるといった話しも有るようです。
池周辺の道路を車で走行中していると、後方から黒い車が猛スピードで迫ってくる。逃げても執拗に追ってくるが、突然消えるという話しも有ります。
池の南側にある墓地でも幽霊が出るとの噂が有り、白い影のようなものが漂っていた、冷たい視線を感じる、といった話しもあります。
池の南側にある墓地は地元の上田邑地区の昔からの共同墓地や家墓(家族墓地)的なものとみられます。明確な名称(例: ○○墓地)で公に登録・紹介されている情報は見つかりませんでした。
山林に囲まれた溜め池は、街灯が少なく夜間は完全な漆黒に包まれます。静寂と水面の反射、風で揺れる木々の音が相まって、心理的に恐怖心や幻覚を呼び起こしやすい環境が整っています。
また、地方の溜め池にまつわる怪談の多くは、危険な水辺に子供や若者が夜間近づかないようにするための「戒め(言い伝え)」として形成され、時代とともに心霊体験談として変容していった側面も大きいと考えられます。
夜間は足元も見えにくく水辺で滑りやすいため、物理的にも大変危険なエリアです。
ドライブインの廃墟?
ブロック造の2階建て建物。特徴的なのは2階が道路と同じ高さになっており、道路から直接2階に入れる設計です(1階は池側に面している)。屋上に小さな塔屋のような部分があるとも言われています。
大沢池の湖畔に建っている建物を「廃ドライブイン」と呼ばれることが多いものの、営業当時の写真や新聞広告、電話帳などの資料は現在のところ確認されておらず、店名もはっきりしていません。
心霊スポットとして噂されている場所ですが、立ち入り禁止・私有地の場合もあるので、肝試しなどは絶対に避けてください。
「未完成だった」という説
建築を観察した人からは、外壁がコンクリート打ちっぱなしでサッシが取り付けられた形跡がほとんどない。内装工事が終わっていないように見えることから、
建設途中で工事が中止され、そのまま何十年も放置されたのではないか。建設途中で工事が中止され、そのまま何十年も放置されたのではないかという見方もあります。
こちらも決定的な証拠はありませんが、建物の状態から推測されています。
大沢池の基本情報
平安時代初期(9世紀初頭)、嵯峨天皇が営んだ離宮「嵯峨院」の庭園の一部として造営され、1,200年以上の歴史を今に伝えています。
中国の「洞庭湖(どうていこ)」の風情を模して造られたことから、別名「庭湖(ていこ)」とも呼ばれます。周囲は約1kmあり、池の中に浮かぶ天神島(てんじんじま)や菊ヶ島、巨石の「景石(けいせき)」が絶妙な配置で配されています。
嵯峨天皇が池の島に咲く野菊を折って瓶に挿し、「花をいける者はこれを手本とせよ」と諭したことが、華道・嵯峨御流の始まりとされています。
広沢池(京都)、猿沢池(奈良)と並び、古くから月見の名所として知られています。毎年秋の中秋の名月には、龍頭鷁首(りゅうとうげきす)の船を浮かべて月を愛でる伝統行事「観月会(かんげつえ)」が開催されます。
池のほとりには朱色の心経宝塔(しんぎょうほうとう)が佇み、春の桜、夏のハス、秋の紅葉、冬の雪景色と、水面に映る四季の彩りが非常に美しいスポットです。
岡山県津山市上田邑

