離婚をした若い妻が、子供二人と一緒に飛込み心中したという事件が有りワイドショーでも取上げられたそうだ。
自殺したと通報を受けてから翌日、子供の遺体が発見され、その後、母親ともう一人の子供も遺体となって発見された。その為か、親子の霊が出ると噂されている。
「大渕池」に掛かる「大渕橋」は、自殺した女性が初めてのデートの待ち合わせ場所だった事からこの場所を選んだという。
また、隣接する「大渕公園」の藤棚で毎年のように中年男性の自殺もあったとも言われている。
すぐ近くの神社の木には憎い相手を呪い殺す「丑の刻参り」で使ったであろう藁人形がいくつも打ち込んである、など周辺一帯が不気味な雰囲気がある。
丑の刻参り
丑の刻参りは、昔の時間の数え方で丑の刻(午前1時から午前3時ごろ)に神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を釘で打ち込むという、日本に古来伝わる呪術の一種。
嫉妬心にさいなむ女性が、白い襦袢を着て、灯したロウソクを突き立てた鉄輪を頭にかぶった姿でお行う。
連夜この詣でをおこない、七日目で満願となって呪う相手が死ぬと言われ、行為を他人に1度でも見られたら効力が失せるか、その呪いが自分に反ってくると言われており、見た相手を殺さなければならないと言われている。
奈良県奈良市登美ヶ丘2丁目1−6−1