葛木二上神社は雄岳山頂付近にある神社で心霊スポットとして地元では知られており、怨念が渦巻いているなどと言われ、ここを訪れると霊感の有る者は気分が悪くなったり、人の気配を感じたりと霊障をうけると噂されている。
バラバラ殺人の遺体の一部もここで発見されたとの噂も有るようだ。
神社付近では、丑の刻参りする者も居る為、木に打ち付けられた釘があり、丑三つ時は特に危険だと言われている。
丑の刻参り
丑の刻参りは、昔の時間の数え方で丑の刻(午前1時から午前3時ごろ)に神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形を釘で打ち込むという、日本に古来伝わる呪術の一種。
嫉妬心にさいなむ女性が、白い襦袢を着て、灯したロウソクを突き立てた鉄輪を頭にかぶった姿でお行う。
連夜この詣でをおこない、七日目で満願となって呪う相手が死ぬと言われ、行為を他人に1度でも見られたら効力が失せるか、その呪いが自分に反ってくると言われており、見た相手を殺さなければならないと言われている。
葛木二上神社の基本情報
現在の社殿は、1974年(昭和49年)の二上山大火で焼失し、翌1975年に再建されたもので、内部には小さな榊の御神体がある。
現在は毎年4月23日に有志による「岳登り」が行われている。
葛木二上神社は「かつらぎにじょうじんじゃ」と読まれることもある。
奈良県葛城市染野691