境内の裏手で木に打ち付けられた五寸釘や藁人形がある時が有り、丑の刻参りする者も居ると言われていることから丑の刻(午前1時から午前3時ごろ)が一番危険といわれています。
なぜその時間帯が危険かと言うと、丑の刻参りは丑の刻(午前1時から午前3時ごろ)に呪い行為を他人に1度でも見られたら効力が失せるか、その呪いが自分に反ってきて死ぬと言われており、見た相手を殺さなければならないと言われているからです。もし、何かを打つ付けるような音が聞こえたら即座に退去してください。
誰かの気配や足音が聞こえたり、ラップ音(叩く音)などの現象が有り、これは過去に山中でバラバラ死体が見つかり一部がまだ見つかっていないと言われており、亡くなった被害者の霊が成仏出来ずに彷徨っている(自分の体を探して彷徨っているとも)と言われています。
葛木二上神社が不気味に語られる理由の一つに、二上山の歴史があります。二上山には、飛鳥時代の皇族である大津皇子の墓とされる場所があり、彼は謀反の疑いをかけられて処刑された人物です。
丑の刻参り
丑の刻参りは、昔の草木も眠り、現世と隠世の境界が曖昧になる時間、丑の刻(午前1時から午前3時ごろ)に白装束に身を包み、鉄輪(かなわ)に3本のロウソクを立てて被り、一本歯の下駄を履き神社の御神木に憎い相手に見立てた藁人形に五寸釘(長さ約15cm)を打ち込むいう、日本に古来伝わる呪術の一種。
連夜この詣でをおこない、七日目で満願となって呪う相手が死ぬと言われています。呪い行為を他人に1度でも見られたら効力が失せるか、その呪いが自分に反ってきて死ぬと言われており、見た相手を殺さなければならないと言われています。
鉄輪(かなわ):3本のロウソクを立ててるのは「鬼の角」を表す。
一本歯の下駄:非常に歩きにくく、これも異形のものへ近づく修行の一環。
白装束:死に装束を意味し、覚悟を示す。
現代でも人里離れた神社の御神木に、新しい釘の跡や藁人形が見つかることがあります。しかし、これを行うには現代ならではのリスクが伴います。 他人の所有物(神社の木など)に釘を打てば「器物損壊罪」になります。また、呪っていることを相手に伝えると「脅迫罪」に問われる可能性もあります。
呪いに関連して、日本では「人を呪わば穴二つ」という言葉があります。これは、呪いが成功しても失敗しても、相手だけでなく自分も破滅し、二つの墓穴が必要になるという戒めです。
葛木二上神社の基本情報
現在の社殿は、1974年(昭和49年)の二上山大火で焼失し、翌1975年に再建されたもので、内部には小さな榊の御神体がある。現在は毎年4月23日に有志による「岳登り」が行われている。
葛木二上神社は「かつらぎにじょうじんじゃ」と読まれることもある。
奈良県葛城市染野691
