JR鎌倉駅と逗子駅の間にある「久木踏切」では、白い服を着た女性の霊と電車が衝突する事例が度々発生している。
ある時期に、久木踏切では立て続けに飛び込み自殺が発生したそうで、踏切近くには轢死者を供養する轢死者供養塔が設置されている。
1992年(平成4年)7月29日の午後7時45分ごろ、逗子発鎌倉行きの回送電車が走行中に久木踏切付近で何かにぶつかる衝突音に気づき急停止した。
車掌達が下車し、電車の周りを調べてみたが衝突した形跡は無かった。
逗子駅から応援を呼びくまなく調べてみたものの異常は見つからなかった。
電車は15分遅れで運転を再開した。この事故で最大12分の遅れとなった。
関係者の中で、踏切事故で死んだ者か、鉄道自殺した者の霊が現れ電車を止めたのだと噂された。
神奈川県逗子市久木4丁目1783