喜屋武岬 この喜屋武岬では、鼻のない女性の霊が出ると言われており、嫁入り前の娘が不慮の事故で鼻を切断してしまい、それを嘆き悲しみこの場所で自殺してしまったという。 沖縄の言葉で「鼻がない」を「はなもー」と言い、海に向かって「はなもー」と叫ぶとその自殺した女性が海に引きずり込もうとするのだという。 この辺りは激戦区だったこともあり、多くの避難民たちが逃げ場を失い絶望のなか身投げをしたと言われている。 しかし、戦後の今でも自殺者が後を絶えないと言われている。 沖縄県糸満市字喜屋武