プレジャマ城(Predjamski grad)は、13世紀半ばに建てられたこの城は、洞窟の穴の中につくられており通称「洞窟城」とも言われている。
ここには秘密のトンネルや拷問部屋があり、足音や何かが鳴り響く音が聞こえてくるという。
ハプスブルク帝国のフリードリッヒ3世(1415-93)の時代、大強盗で知られるエラゼム( Erazem )が要人を殺したあとこの城に隠れた。
ハプスブルグ家の軍隊はこの城を取り囲み、食糧攻めにしようと試みたが、秘密の洞窟を通って食糧を確保し6か月以上隠れて耐え忍んた。
しかし、1484年に使用人の裏切りによりトイレに投石され殺されてしまう。
この世に未練を残して死んでいったエラゼムの歩く足音や声が聞こえると言われている。
6230 Predjama, スロベニア
- 2017年(平成29年)11月10日写っちゃった映像GP