黒川の毘沙門大堂

鳥居付近やお堂の方から夜中に女性の泣き声のような音が聞こえる。近隣の農家の方が「夜中にお堂から泣き声が聞こえた」と証言しているそうです。また、お堂の方から謎の足音がする、声が聞こえるといった話も有ります。

首のない石仏の方から視線を感じる、通り過ぎるだけで寒気や圧迫感がある、といったことも有るようです。

2000年代初頭に周辺の山林で首つり自殺があったという話があり、首を吊った状態の男性の幽霊が現われる深夜にお堂の方からシクシクと泣くような音が聞こえて来るそうです。

昔はこの辺りでは昔、行き倒れになって死んだ人の死体がそのまま放置されて風葬地のような場所になっていたそうです。その為、未だに成仏できていない人の霊も彷徨っていると言われています。

黒川の毘沙門大堂の基本情報

ここは1200年前に創建された「墨仙山金剛寺(ぼくせんざん こんごうじ)」という寺があった場所で、明治期の廃仏毀釈運動に伴い廃寺になったそうです。その際、本尊であった毘沙門天像を安置するために建てられたのが、現在の「毘沙門大堂」です。

お堂に安置されている本尊は、北方を守護する四天王の一尊である毘沙門天です。甲冑を身にまとい、邪鬼を踏みつける忿怒(ふんぬ)の相をしています。

この場所で最も有名なのが、境内に安置されている「首のないお地蔵様」です。これは幽霊の仕業や呪いではなく、明治時代のはいぶつしゃくによるものとされています。当時の廃仏毀釈運動の中で、仏像の首が落とされるなどの破壊が行われた名残です。

毘沙門大堂は、地元約40人による「毘沙門堂保存会」が管理・維持しており2006年(平成18年)に改修されました。

はいぶつしゃく

明治維新(1868年頃)の初期に起きた、仏教を廃止・排斥する運動です。明治新政府の神道国教化(神仏分離令)を背景に、それまで一体化していた神と仏を引き離す過程で、全国的に仏像・寺院の破壊、僧侶の還俗(俗人にもどること)が行われ、多くの貴重な文化財が失われました。

神奈川県川崎市麻生区黒川1570

地域 : 関東地方 | 神奈川県
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